コウモリ駆除を自分でするには?方法の紹介と注意点の解説
コウモリは、自宅に住み着いてしまうと騒音やフンなどのニオイなどで日常生活に深刻な影響を与えます。
このような状態にならないためにも、コウモリがいると気づいたら対策をすることでコウモリを追い払いたいという方も少なくありません。
そこで今回は、コウモリ駆除を自分で行うための方法や手順について解説します。
自宅にコウモリがいる?自分でできるチェック方法
自宅にコウモリがいるかもしれないけど確信が持てないという場合、次の方法でセルフチェックすることができます。
1・自宅周囲でコウモリをよく見る
2・夕方から夜の異音
3・フンの落下
4・使用していない雨戸や換気扇
コウモリをよく見る。
夕方仕事から帰ってきたら、以前に比べてコウモリを見る機会が増えた、このような体験をした場合は自宅にコウモリがいる可能性が高いといえるでしょう。
自宅周囲にコウモリがいるということは、近くにコウモリがすみかを作っていることがほとんどです。
しかも頻繁に自宅近くでコウモリを見るという場合は、よほど密集した住宅地でない限り、自宅にもいると考えた方が良いでしょう。
コウモリの可能性が高くなることとして、異音があります。
夕方から夜にかけて、キイキイ、チチチチ、バサバサといった音が聞こえてきたら、コウモリが住んでいる証拠です。
多くの方は、このようなサインでコウモリ駆除を検討するのではないでしょうか。
実際、ここまでの状態になっていれば、ほぼ確実にコウモリは自宅にいます。
床下や天井裏からフンが落ちてくることがあればコウモリがいます。
乾燥した5~10mmのフンが落ちてきたということは、確実にコウモリが家にいるということです。
なおフンにはダニなどの有害な害虫がいることが多いので、使い捨ての手袋などで拾って袋に入れ、落ちたところは消毒するようにしましょう。
意外に見落としがちな雨戸や換気扇。
長期にわたって使用していない場合、コウモリが出入り口にしてしまっている場合があります。
もし、故障している場合は、修理をしたり、入ってこられないように蓋をするようにしましょう。
こういった点をチェックしてコウモリがいるかを確認します。
自分でできるコウモリ駆除の方法と手順
自分でコウモリを駆除する場合は、次の4ステップで行います。
1・コウモリの場所を確認
2・駆除の時期を決める
3・コウモリを追い出す
4・コウモリが入ってこないようにする
コウモリの場所を最初に確認します。家の周りをまわって次の場所を中心にフンの有無をチェックしましょう。
1・軒下や屋根、壁の隙間
2・エアコン室外機の配管
3・換気口や通気口の隙間
これらの場所のいずれかにフンが落ちていれば、その出入り口の周囲にすみかがあります。
コウモリのフンはさきほども触れた通りダニやノミなどの害虫や細菌などがいる場合があります。
そのため、この作業をする際は、マスクをつけるなどの予防をしてから行いましょう。
発見したら駆除をするのに適した正しい時期を決めます。
一年間いつでも駆除できるわけではなく、追い払うには子育て期や冬眠期を避ける必要があります。
そのうえで駆除をするのですが、最適な時期として4~6月と10月です。
これらは、子育て期でも冬眠期でもないため、コウモリ駆除が効果的にできます。
なんの情報もなしに、コウモリ(イエコウモリやアブラコウモリ)の生活を無視したコウモリ駆除を実施しても効果は薄く、例えすみかが
小さい早めの段階での駆除を試みても満足いく効果が期待できません。
最適な時期に駆除を試みるようにしましょう。
場所を特定し、駆除を試みるのに問題がなければ追い出しを行います。
コウモリに有効な駆除の手段として次の種類が挙げられ、それらを駆使します。
1・スプレー忌避剤:狭い場所に有効
2・ジェル忌避剤:狭い場所に有効
3・燻煙タイプの忌避剤:広い範囲に有効
4・超音波機器:屋根裏に有効だが限定的という情報も
基本はスプレー忌避剤を使ったコウモリ駆除です。
これでコウモリを追い払ってしまいましょう。
ただ、薬の効果は短時間なので、早めに次のステップへ進めることが重要です。
ジェルタイプは入り口付近に設置することで、1年程度持続します。
ただし、即効性がないため、ほかの手段と組み合わせた方法が有効といえるでしょう。
広い空間に煙が発生して燻蒸(くんじょう)する燻煙タイプも有効です。
ネズミなどの害獣に対しても有効なので、ついでに、あるいは予防的に使用するのもおすすめです。
天井裏などに設置して使用しましょう。
ただ、こちらも長期間有効ではないので、煙が収まったら次のステップに進めましょう。
超音波を出し続けてコウモリを追い払う機器もあります。
超音波で移動しているコウモリにとって効果があり、人体に影響を与えないことや匂いがしないこともメリットです。
ただ、コウモリは不快な超音波を克服してしまうこともあるようなので、頼り切らないようにしましょう。
コウモリを追い出したら、最後はマスクやエプロン、使い捨ての手袋でフンを回収します。
そのうえで出入り口になっている場所を、ネットや金属プレートでふさいで追い出したコウモリが戻ってこないようにしましょう。
ここまで行って初めてコウモリ駆除が完了します。
自分でできるコウモリ駆除の注意点
自分でできるコウモリ駆除には注意点があります。
それは、コウモリを殺傷しないことです。
コウモリは鳥獣保護法によって保護された動物なので、駆除したい一心で殺傷力の強い農薬を使ったり、エアガンなどで射撃したりといった行為をした場合、罪に問われます。
子どものコウモリが巣に残っていたので、やむなく殺害したという場合も例外ではありません。
このようにコウモリの駆除は優しく行う必要があるため、自信がない場合はプロに依頼するのもおすすめです。
まとめ
コウモリ駆除を自分で行う方法について解説しました。
いずれの方法も、長所があるので、その長所を生かして効率的に行うことが重要です。
また、駆除することをはやるあまり、コウモリを傷つけたり、誤った時期に駆除を試みると十分な効果が得られないので、注意して行うようにしましょう。
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