ベランダでコウモリ駆除をするには?予防のための対策も紹介
コウモリは、山間部だけでなく、都市部や住宅地といった野生動物の少ない場所でも多くの個体が侵入し、住民などに被害を与えています。
そのため、コウモリ駆除や対策として忌避剤を使用したり、家からの追い出しを目的に、その他の手法を用いています。
また、天井などにいるコウモリに対しては、屋根裏に上ってコウモリ駆除を試みる人もいるでしょう。
そこで今回は、コウモリ駆除について、自分でもできる方法や見つけ方、予防方法についておすすめの方法を解説します。
この記事を読むことで、ベランダをはじめとする様々な場所のコウモリ駆除を試みることができるようになるでしょう。
ベランダで変な音がしたらチェックしたい場所
基本的にコウモリは、ベランダや屋根裏といった、高い場所にいることがほとんどです。
そういった場所で夜になると、カサコソと変な音を出して、住民の睡を邪魔したり、時にフンをまき散らして、ベランダを汚したりするでしょう。
このようなコウモリの被害を抑えるには、コウモリの場所を特定することが重要になります。
そんなコウモリの居場所としてチェックしたいのが次のような暖かく体温が保て、雨風を凌いだり外敵から身を守ったりできる場所です。
室外機
エアコンの室外機は、意外に多くのコウモリを発見することがあります。
特に室外機の裏側は、コウモリにとって快適な環境といえ、日陰であるだけでなく室外機が出す熱によって、温かさも確保できます。
外敵から身を隠せる場所でもあり、実際人間がチェックし忘れる場所でもあるので、コウモリが好んで住む場所です。
換気口
換気口もコウモリが住み着きやすい場所です。
暗く適度な空気の出入りがあることから、もともとコウモリが住む洞窟に近い環境といえます。
こちらも外敵から身を隠しやすい場所ですが、室内にいて鳴き声のような音が聞こえたら、多くの場合、この場所にコウモリが住んでいる可能性があります。
壁のすき間
壁のすき間もコウモリを発見しやすい場所です。
ベランダの構造上で来ている壁のすき間だけでなく、老朽化によって破損した部分でも生息していることがあります。
こちらも見落とされることが多く、コウモリ駆除で初めて発見されることも少なくありません。
ベランダのかど
ベランダの隅もコウモリを見つける機会が多い場所です。
エアコンの室外機のように大きなものを置いていると、コウモリが生息してしまう可能性が高くなります。
もしベランダにいらないものがあれば、どかしたり処分するのがおすすめです。
ベランダでコウモリ駆除をする方法とは?
ベランダでコウモリ駆除をする場合、自分で行う方法があります。
それは、次の3つです。
駆除スプレーを使用する
一番最初に着手することが多いのは、駆除スプレーを使ったコウモリ駆除です。
ポイントとしては、昼間ではなく日没や夜間などコウモリがある程度いなくなっているタイミングです。
昼間に駆除スプレーをかけてしまうと、コウモリが暴れたり、予想外の反撃に遭ったりといったリスクがあります。
このようなリスクを回避するために、コウモリのいない時間を狙ってスプレーを利用するのがポイントです。
一回の噴射で2~3秒吹きかけ続けることで、薬剤を十分浸透させることができます。
一部コウモリが残っていても、これだけ噴射すれば、出ていくことがほとんどです。
ただし、3時間程度~6時間程度で効果が弱ってくるので、他の対処法も並行して行います。
侵入口を塞ぐ
スプレーで完全にコウモリがいなくなったら、戻ってくるのを回避するために侵入口を塞いでしまいましょう。
手ごろなものとして金網やパンチングメタル(打ち抜き加工された薄い金属板)を取り付けたりします。
ただ、ベランダのように様々なルートから侵入する場合は、防虫ネットを利用するのがおすすめです。
室外機や壁のすき間といったスペースにかけたり、思い切ってベランダ全体にネットを設置するといった方法も有効です。
ホームセンターへ行けば、農業用ネットの形で販売されているので、購入しましょう。
サイズの目安としては、一般的なベランダ全体で1.8m×10mのサイズである程度カバーできます。
固定は、補修テープ等防水性の高いテープを使用すると、長期間にわたって固定させられるでしょう。
忌避剤を散布する
忌避剤を使用するのも有効です。
コウモリが嫌う成分がたくさん入った専用の忌避剤を設置することで、コウモリの侵入を防げます。
ネットを張るのが大変だったり、自宅の構造上難しい場合は、忌避剤も積極的に利用しましょう。
容器に入ったジェルタイプが多いので、侵入口付近や巣の付近につけておくのがおすすめです。
また、有効な方法としてハッカのプランターの設置やハッカ油を振りかけるといった方法を用いる方もいます。
コウモリ駆除中にコウモリと遭遇しないために
コウモリ駆除は、つい発見してすぐに実施してしまいがちです。
しかし、コウモリ駆除には先ほども触れた通り時間帯を間違えたり、時期を間違えたりすると、コウモリの死骸をかきだしたり、噛まれて
ハンタウイルス感染やヒストプラズマ症を発症したりする危険性があります。
そのため、時間帯としては多くのコウモリが出払っている夜間、子どもや冬眠中のコウモリがいない4月から6月、9月から10月の時期に行うのがおすすめです。
根本的な予防は駆除業者に依頼するのがベスト
コウモリ駆除は、ハエや蚊のような駆除と異なり、個体が大きい事や反撃を受ける危険性、多量のフンに(感染症の可能性がある)有害な物質があります。
こういった多くのリスクを持っているので、可能であれば専門の駆除業者に依頼するのがおすすめです。
まとめ
ベランダのコウモリ駆除は、コウモリがいやすい場所をチェックし、駆除剤の散布、予防を施すことがポイントです。
ただし、今回紹介したように、夜間や子ども、冬眠しているコウモリがいない時期を狙って実施することが重要と言えます。
個人では難しいケースも多いので、可能であればコウモリ駆除の専門業者を利用しましょう。
長野県南佐久郡の害鳥・害獣・害虫駆除は、泰商サービス
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