天井裏ではコウモリ駆除が必須!気になる人や建物への被害とは? - 泰商サービス
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天井裏ではコウモリ駆除が必須!気になる人や建物への被害とは?

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コウモリ、特にイエコウモリと呼ばれる種類のコウモリは、屋根裏や天井裏など人の住む家に生活拠点を構えることが少なくありません。
こういった状況に対しては、何かしらの対策を立てないとさまざまな被害を及ぼすことも多いのです。

 

しかし、どのような対策をしていいのか分からず困る方も多いのではないでしょうか。
なぜコウモリが天井裏に住み着いてしまうのか気になる方もいるはずです。

 

今回は、天井裏に住み着いたコウモリの駆除をテーマにどのような悪影響を及ぼすのか、侵入してくる理由やプロはどのようにして確認して駆除を実施しているのかといった話題を解説します。

 

天井裏のコウモリが与える人や建物への影響

コウモリ駆除が必要な理由として、天井裏にコウモリがいると次のようなさまざまな被害を及ぼすことが挙げられます。

 

1・騒音
2・建物の破損
3・害虫や害獣の発生
4・異臭や健康問題

 

コウモリが天井裏に住み着いたら最初に感じる被害が騒音といえます。

夜行性のコウモリは、夜間に羽の音を鳴らし、鳴き声も不快な騒音です。

 

もともと超音波なので、本来は聞くことはないのですが、何かしらの刺激があった場合は、人間でも聞こえる周波数で鳴き声を上げます。
実際に聞くと分かりますが、非常に不快な鳴き声なので、聞いただけでコウモリ駆除を考えるようになるでしょう。

 

建物も破損します。

コウモリは、一か所のトイレの区画を設定し、多くの糞をしていきます。
糞の山ができていき、糞から出てくる水分や成分によって住宅の建材を破損させていくのです。

 

ひどいものだと板が抜け落ちたといった話もあります。
天井にシミができたり、腐ったりと建物に対して深刻なダメージを与えるのです。

 

害虫や害獣が発生することもあります。

コウモリの糞を求めてダニやノミが集まってきます。
コウモリの体にこれらの害虫が付着する形で天井裏に入ってくるのです。

 

また、コウモリが作った天井裏の道筋を伝って、ハクビシンなどの害獣が侵攻してくることも珍しくありません。
このような害虫、害獣が集まって新しい被害が出てくることもあり、コウモリが原因の二次被害を及ぼすこともあるのです。

 

異臭や健康問題も深刻なコウモリの被害です。

さきほど触れたコウモリの糞はさまざまな菌が含まれており、しかも一か所に大量の糞が集まります。
菌の活動や糞の影響によって異臭が出てきます。

 

部屋の中はきれいにしているのに、異様な臭いがしたら、コウモリの糞の影響といえるでしょう。
コウモリは消化能力が高く、食後50分後には糞になって出てきます。

 

このことから、いかに多くの糞が出るか想像できるのではないでしょうか。
臭いだけで済めば良いのですが、糞による健康被害もあります。

 

糞に含まれる雑菌によって、感染症になってしまったり、乾燥した糞が天井から粉のようになって家の周囲や家の中に漂うことで、アレルギー症状や呼吸器障害を引き起こすこともあるでしょう。

 

加えて、さきほどのコウモリによる鳴き声で不眠になる可能性もあるなど、健康被害は想像以上のものがあります。

建物にも人体にも悪い影響を与えるのが天井裏のコウモリといえるでしょう。

 

天井裏でコウモリは何をしているのか?天井裏に住み着く理由は?

次になぜコウモリが天井裏に住み着き、天井裏で何をしているのかについて解説していきます。

 

まず、天井裏に住み着く理由として天気の影響がない、暗い、適切な温度が保たれているということが挙げられます。
屋根の下に住めるので、雨や風をしのげる環境です。

 

そのため、コウモリは雨の影響を受けない天井裏を好むといえるでしょう。
コウモリが好きな暗い環境も天井裏にはあります。

 

天井裏ではコウモリの活動がしやすいのです。
最後が適切な温度で、室内に近い天井裏は、夏でも比較的涼しく、25~40度の環境です。
屋外で生活するよりも快適な温度で生活できます。

 

コウモリが天井裏で何をしているかについても触れていきましょう。
コウモリは、昼間活動をせずに天井裏で大人しくしています。

 

そして、夜になると甲高い鳴き声を出して鳴いたり、外へ出ていきます。
4~6月に活発化して、7~8月は育児をします。

 

再び9月から10月まで春先のように活発化して、あとは冬眠するといった生活をしているのです。
育児や冬眠、昼の時間に住宅内の天井裏で生活しています。

 

コウモリ駆除にもタイミングが重要

コウモリ駆除は、タイミングが重要で基本的に4~6月に実施されることが求められます。

 

実は、鳥獣保護管理法でコウモリは保護されているため、育児期などにコウモリの子どもを殺傷してしまうと罪に問われることがあるのです。

 

つまり、無傷で追い出そうとする場合、春先の4~6月に実施することが求められています。
一方、冬の冬眠時期にコウモリ駆除をしても、コウモリが出て行かないことも多いので、あまり意味がないのです。

 

コウモリ駆除業者に依頼するとどのようなことをしてくれるのか

コウモリ駆除は自分でできる場合もありますが、理想はコウモリ駆除業者に依頼することです。

 

もし、コウモリ駆除をプロの駆除業者に依頼した場合、その流れとしてコウモリの追い出しやいない時間に施工、出入り口の閉鎖、天井裏の清掃消毒が挙げられます。

 

最初にコウモリがいない時間を狙うか、コウモリの嫌がる薬を噴霧したり、設置したりしてコウモリを追い出します。

 

次にコウモリがいなくなったことを確認したら、天井裏に入る場所をすべて閉鎖します。
ネットであったり、金属板であったり、業者によって施工内容は異なりますが、必要な措置を講じます。

 

最後にコウモリの糞やいた状態をクリアにするために清掃をして、害虫やダニなどを最小限の状態にします。
最後に消毒をして清潔にして完了です。

 

このような流れでコウモリ駆除が行われ、コウモリへのダメージを最小限にしているのもポイントといえます。

 

一連の流れで駆除をした場合、費用相場として数万円が目安になります。

 

まとめ

天井裏はコウモリが居つきやすい場所で、鳴き声などの騒音から存在を知ることも少なくありません。
こういった状態を放置していると建物や人に悪い影響を与えることが多く、対策をする必要があります。

 

ただ、安易にコウモリを傷つけることができないので、可能であればプロの駆除業者に依頼するのがおすすめです。

 

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