コウモリ駆除は雨戸もチェック!コウモリが集まる原因と追い出し方の紹介
コウモリ駆除といえば、家の屋根裏や天井裏といった家の上部にすみつくコウモリに対して行うイメージがあります。
しかし、コウモリは暗く、狭いところであれば場所を選びません。
たとえば、雨戸の中といった場所でも隙間を縫って侵入し、害獣となって家や人に被害を与えます。
そこで今回は雨戸のコウモリ駆除をテーマに追い出し方を紹介したり、集まる原因について解説します。
なぜ雨戸にコウモリがやってくるのか?
雨戸はコウモリが好む環境も整っており、次のような理由ですみつくとされています。
暖かい
まず、意外に知られていないのが雨戸は暖かいということです。
エアコンの室外機が近くにあることも多いため、エアコンの暖気が雨戸に入ってきて、コウモリが住むには最適な温度になっている場合があります。
コウモリは比較的暖かい環境を好むので、室外機が近くにある雨戸は生活するのに最適なのです。
雨風をしのげる
次に雨戸は、文字通り雨風がしのげます。
雨戸の戸袋部分は、家の窓が台風からダメージを受けるのを防ぐことができる設備です。
そのため、雨戸周りは雨風がしのげるように丈夫な構造をしています。
このような構造がコウモリを引き寄せてしまいます。
暗くて狭い
最後が暗くて狭い点です。
雨戸や戸袋部分は暗く、雨戸を収納する部分は狭くなっています。
そのため、暗くて狭い環境によって、コウモリが多くやってきてしまうのです。
このように屋根裏や天井裏と同じくらい雨戸はコウモリにとって生活するのに適した環境といえるでしょう。
雨戸のコウモリを追い出すには?
雨戸のコウモリを追い出す方法として、次の手段が挙げられます。
CDを利用する
コウモリを追い出す方法として、CDを使用する方法があります。
CDの反射部分は、コウモリが苦手とする強烈な明るさを放ちます。
その明るさでコウモリを追い出すことができ、さらに周辺へつるすことによって光の反射でコウモリ除けにもなるのです。
CDがない場合は、アルミホイルを糸につるして光を反射させ、追い出すようにしましょう。
忌避剤の使用
忌避剤を使用することも重要です。
忌避剤としては、錠剤やスプレーといった薬剤があり、最初にスプレーで雨戸に忌避剤を吹きかけ、そのあと錠剤などで予防するといった方法でコウモリを追い出します。
最初に忌避剤を雨戸に吹きかけてコウモリを追い出します。
さらに1回では追い出しきれないことが多いので、何度も吹きかけることによってコウモリを追い出すのです。
そのあと、雨戸周辺にコウモリの苦手な匂いや刺激成分を出す、錠剤を設置しましょう。
最近はジェルタイプのものも販売されており、ジェルと戸袋部分に塗ることでコウモリから身を守ることが可能です。
ただ、注意点としてスプレーは想像以上に広範囲への影響を与えます。
たとえば、製品によっては6メートル先まで薬剤が飛んでしまう忌避剤もあるので、周辺へ迷惑をかけないようにするのも重要です。
隙間を閉じる
最後が隙間を閉じる方法です。
意外に戸袋に蓋をしていないケースが多く、雨戸の閉まっているタイミングでコウモリが入り込むケースも少なくありません。
コウモリを追い払ったら、隙間をネットやきちんとした蓋で閉じてしまいましょう。
また、破損しているわずかな隙間に入り込むことも多いので、修繕することも重要なポイントといえます。
追い出したあとの掃除も重要
雨戸からコウモリを追い出したあとも掃除をしましょう。
コウモリが雨戸から出て行っても、フンが残っていることもほとんどです。
このフンには多くの寄生虫や病原菌が入っているため、健康上良くありません。
そういったフンの掃除方法として、装備を整える、フンを取り除く、消毒するという3ステップで掃除を行うのがポイントです。
まず、空気中に風化したフンが漂ったり、掃除で舞い上がったりといったことがあるのでマスクを着用します。
そして、直接フンに触れることがないように使い捨ての手袋を装着しておくこともポイントです。
次にほうきを使用し、ちり取りを用意してフンを取り除いていきましょう。
雨戸まで手を伸ばすのが面倒なケースも多いですが、ほうきであれば入れて伸ばしましょう。
可能であれば、これらの道具も使い捨ての物を用意し、清掃が終わったらフンと一緒に捨ててしまうようにします。
可能であれば、フンがあった場所にぼろ布や雑巾を使ってふき取ることも行います。
最後が消毒です。
病原菌などが残っている場合も多いので次亜塩素酸ナトリウムを用意して殺菌しましょう。
作り方は簡単で、水500mlに対して塩素系漂白剤を5ml用意します。
そしてそれらを混ぜることで、殺菌効果のある次亜塩素酸ナトリウムの液体が完成します。
使い捨てのスプレーなどに入れて、雨戸の中や外にしっかり吹きかけて消毒を行うようにしましょう。
以上の3ステップでコウモリ駆除が完了します。
難しい場合は専門家に相談を
雨戸からのコウモリの追い出しは意外に難しいケースも少なくありません。
仮に忌避剤などで一時的に追い出しに成功したとしても、再び戻ってきたり、場所を変えて侵入してきた李といったことも珍しくないのです。
こういった状況への対策としておすすめなのがプロの害獣駆除業者への相談です。
専門家がコウモリの追い出しをしつつ、再び戻ってこないように各種の対策を行ってくれます。
今回紹介した追い出し方法で十分な効果が得られなかった、コウモリが苦手で自分での追い出しに抵抗があるという方は、プロに依頼して雨戸からコウモリの追い出しを相談してみましょう。
そうすることで効果的な雨戸からのコウモリ駆除が可能となります。
まとめ
雨戸にもコウモリが想像以上に多く侵入してきます。
そのため、十分な対策を取らないと、気づいたらコウモリがすみついていたということも珍しくありません。
ただ、今回紹介したコウモリが雨戸に入ってくる原因を十分に理解し、そのうえで適切な追い出し方法で、コウモリを追い出すことができます。
コウモリが雨戸にいたら、まずは今回紹介した方法で追い出し、再びやってこないように予防しましょう。
それでも難しい場合は、コウモリ駆除の専門業者に依頼することをおすすめします。
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